私は医療法人系の病に約10年間勤して、東洋医学・リハビリ科の主任をしていました。
医者と一緒に仕事をしていたので、西洋医学、現代医学の知識があります。
そういう経歴を知っている患者さんたちから、「薬のこと筋肉のこと解剖学や神経を学んでいる先生に美顔はりをして欲しい」という意見が多かったので美顔はりをスタートすることになりました。
顔の筋肉の角層、表皮は外から異物が入らないようにバリアーをしています。
コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンは真皮の材料なだらと言って、いくら化粧品などで入れても皮膚の中まで届くことはできません。 また、コラーゲンを飲んでも同じことです。アミノ酸に分解されて終わりです。 皮膚までコラーゲンが届くことはありません。
まゆのシワ、上まぶたが下がる、めじりのシワ、ほっぺのくぼみ、ほうれい線が深くなる、
口角から下に線ができる、首やのどのシワなど・・・
このようなことで悩んでいる方が多いと思います。みんな顔の筋肉は同じなので、同じようなところにシワやたるみは出来やすいものです。当院では、表情筋、脂肪、保持靭帯、表在性筋膜、筋力骨靭帯の筋骨解剖、生理学に基づいてシワやたるみの原因から考えて美顔はりを行っています。
大ジワの原因は顔の筋肉が、かたくこわばることで起きる拘縮が原因です。
顔の筋肉が、かたく、短くなり働きが悪くなることで大ジワになっていきます。
大ジワは皮膚を引っ張っても消えることがありません。
これは内側の筋肉が原因だからです。
この大ジワの原因となる顔の筋肉を解剖学に基づいて鍼治療していきます。
顔や身体全身の血液、リンパの流れを改善することで女性ホルモンのバランス改善や小ジワや目の下のクマ、くすみ、顔色の改善につながります。
表情の筋肉の「こり」をほぐすことで「こり」によって筋肉がかたくなったことで起こる筋力低下による「たるみ」や「ほうれい線の深さ」を改善していきます。
顔の血色や顔のむくみ、くすみがすぐに取れる方もいれば、数日後に効果を実感する方など様々です。 効果の持続時間も治療回数や体質により人それぞれす。
最初の1か月は1週間に1回、その後、変化を感じれば2週に1回の治療がおススメです。
悪くなってから来院されるよりも、定期的なケアをおすすめします。
鍼を抜いたあとに顔の筋肉の本来の動きを思い出させるために、顔の筋肉の運動をさせます。 使っていない顔の筋肉を使うことで、脳からの指令が行き運動神経を促進させることで自宅でできるケアを解剖学に基づいて指導します。
美顔はりで使用する鍼は、顔面専用の鍼を使用します。セイリン社製の国産鍼です。
すべて使い捨ての鍼を使用しますので衛生面についても安全です。