顔面神経麻痺

薬を飲んでも目が閉じれません、口元が歪みます

顔面神経麻痺は耳鼻科になります。耳鼻科でステロイド系の薬を飲んでも今一つ効果が感じないという方や発症して1週間近くたつが、目を閉じれない、口元が歪むという方へ鍼治療をさしていただきました。

薬だけではなく鍼治療を併用することで、非常に後遺症も残りにくくなり治療効果も高くなります。家で1人でできる顔のマッサージも指導しますので、さらに治療効果が上がります。

顔面神経麻痺は、中枢性の麻痺と末梢性の麻痺に分類されます。中枢性麻痺は、脳溢血や脳腫瘍など脳の病気で発症する症状ですので、病院でMRIなどの検査を受けて医者の診察を受けてください。

原因不明の末梢性顔面神経麻痺には鍼治療が効く

一番多いのが、急に発症し原因不明な顔面神経麻痺をベル麻痺というもの。ストレスや冷えによる循環不全が原因で起きると考えられています。

朝にコップで水を飲もうとしたら口角から水がこぼれることで気づくことが多い。左右のいずれか片方のおでこのシワ寄せ、まぶたが閉じができなくり、「イー」や「ウー」と発音いしても片方の口元が広がることができません。ストレスや冷えによる循環不全が原因で起きると考えられています。

発症後、1週間以内、治療開始が早ければ早いほど顔に後遺症も残らずに完治させることができます。まずは、耳鼻科で医師の診察を受けてください。そして、顔面神経麻痺の原因を調べてその上で、西洋医学(クスリなど)と鍼灸治療を並行しておこなうことで効果がのぞめます。

どのくらい通院すればいいのか?

発症して間もない方は、症状にもよりますが1週間はつめて来院をすすめます。通常は3週間ほどで、治療を終了することが多いです。