線維筋痛症

線維筋痛症診療ガイドライン

2011年に線維筋痛症の診療ガイドラインがこの度改定されました。

このガイドラインには薬などのいろいろな治療法に対する推奨度が記載されていますが、鍼灸治療の推奨度はBで、「行うように勧められる」とされています。

この推奨度Bとは、線維筋痛症の患者さんがよく服用されるリリカやガバペンチン、ノイロトロピンと同ランク、ケタミンなどの薬剤よりは上の評価となります。

つまり、線維筋痛症に鍼灸治療が薬と同じぐらい効果があり、薬の種類によっては、それ以上の効果があるということです。

現在、線維筋痛症で鍼灸治療を受診している患者さんの割合は年々増えています。私は、皆さんに鍼灸治療が線維筋痛症に効果的な治療だと知って欲しくて、このサイトを立ち上げました。

線維筋痛症は、検査をしても異常がないにもかかわらず、痛みや筋肉のこわばらり、重だるさが全身に出る症状です。最近は特に急増していますが原因は不明です。

線維筋痛症は全身の痛み以外にも、不眠や過敏性の胃腸炎、偏頭痛、慢性疲労感などの不定愁訴もあり、多くの場合は全身の筋肉の痛みよりも、こちらの方が、痛みを強く感じる場合もあります。

薬を全否定する鍼灸師は選んではいけない

鍼灸師の中には、薬物治療をむやみに中止させたり、数回の治療で線維筋痛症が治ると断言される先生がいます。

しかし、一般的に鍼灸治療では薬物治療を併用しながら行うことが前提です。
鍼灸治療だけ線維筋痛症の痛みをとることは非常に難しいことです。
薬と鍼灸治療という統合的な治療が必要になります。

また、結果がある程度認められるまでには数ヶ月の期間を要します。
数回の鍼灸治療だけで、線維筋痛症が治ることはありません。
そのため、薬や医師の力も借り場がら、根気強く治療を続けることが必要です。

痛みには「こころの状態」も影響します

単に痛みの治療と考えるのではなく、こころのケアも、とても重要になります。

痛みは障害の程度によりその強さが決まっているように思われがちですが、痛みは痛もの感覚という単純な感覚ではなく、怒り、不安、悲しみ、驚き、喜びなどの情動でも変化するとても複雑なものです。

医者は、この情動の部分はあまりいいませんし聞こうとしません。
西洋医学では、肉体面のことしか考えないからです。
また、心療内科や精神科をすすめられるケースもあります。

様々角度から対応

痛みでつらい期間でなが続くと精神的にも落ち込みます。
線維筋痛症には感情やこころも大きく影響します。

私は日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラー資格取得しているので、心理学についても専門的に学んできたので、こころの面からも専門的なアドバイスができます。

こころのケアと鍼灸治療で線維筋痛症に取り組んでいきませんか?

お問い合わせはお気軽に 06-6170-9671 メールはこちらから

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