また、他の鍼灸院から当院に移ってきた方で、「使う鍼はが2~3本だけだった」という話もありますが、鍼灸治療にはこのような治療もありますが、当院では気だけ整えればいい、2本~3本の鍼だけしか使わないということはしません。
時々、西洋医学での診断や検査結果を否定する鍼灸師がおられます。
私は約10年間、病院で東洋医学・リハビリ部門で働いていた経験がありますので、西洋医学のいい部分を知っています。(西洋医学の弱点も知っています)
病院での血液検査などの検査結果も参考にしながら鍼灸治療をおこないます。
病院から出された薬を飲むな、と患者さんにいう鍼灸の先生が時々おられます。
鍼灸師の先生に言われ、関節リウマチやパーキンソン病などの難病系の病気で勝手に薬を止めてしまった結果、関節が変形して取り返しのつかない状態になったり、症状が悪化して寝たきりになった方がおられました。
薬は使い方です、薬はできるだけ飲まないようにした方がいいですが、症状やは病の活発な時はには必要なものもあります。
当院では、このような偏ったアドバイスはしません。
当院では、西洋医学での診断も考えながら、鍼灸治療を行っていきます。
西洋医学、東洋医学の守備範囲があります。
薬よりも東洋医学のほうが治療効果が高い症状や状態がありますし、ヘルニアや脊柱管狭窄症でも手術をしなくて、鍼灸治療で治るものもあります。
西洋医学が必要な時には、病院に行くようにアドバイスします。
偏らず、統合的な治療をしていきましょう。