私は約10年間、医療法人系の病院で働いてきました。
そこでは、鍼灸・東洋医学治療とリハビリ科の責任者になり、様々な疾患に対して鍼治療をする経験をすることができました。
鍼灸院、整骨院、整体院ではなかなか診ることができない方への鍼灸治療をすることができ、治療の腕を上げることができました。
このような疾患の方に鍼治療をする経験を持つ鍼灸師は非常に少ない。また、病院という環境で医師と一緒に働いた経験がある鍼灸師もあまりいません。
なぜなら多くの医者が東洋医医学や鍼灸治療のこといを知らないし、認めていないからです。
私の勤務した病院の医者はとても東洋医学の効果を理解していたため、鍼灸治療をする機会を得ました。自分の鍼灸治療のスキルを上げるいい経験ができました。
西洋医学では、病気になった原因を身体の中にもとめます。
レントゲン、MRI、血液検査で検査するわけです。患者さんの立場や心理状態など関係がないと考えます。
例えば、うつ病。当然ストレスがひどくかかるとなるわけですが、医者の仕事は症状に対して薬を出すのが仕事です。
(対処療法ですね)
身体のつらい症状に対しては聞いてはきますが、抱えている問題や悩みについては医者は踏み込みません。
例えば、職場の人間関係が上手くいかず、体調を崩し、うつ気分や不安感が強くなったとします。西洋医学では、「神経伝達物質の働きが異常なときに、精神状態にも異常がでる」と考えます。
つまり、セロトニンが不足することで、うつ気分、うつ状態になるので、この神経伝達物質であるセロトニンを補えば、うつ状態は治ると考えます。
しかし・・・
職場の人間関係でうつ状態の人が、セロトニンの薬を飲んで、伝達物質を補って、いきなり人間関係が上手くいくのか?と言えば、当然違いますよね。
また、大切な家族、子どもを亡くした親の気持ちが薬では治りません。
以前、テレビで頭に機械をつなげて、うつを治すということを放送していたようですが、これも同じです。一時的な手助けにはなりますが、いきなり人間関係がよくなったり、大切な家族を亡くした悲しみが治るわけありません。
薬やうつを治す機械は手助けになりますが、克服するには自分自身の力が必要です。
西洋医学では治らないとされる病気やつらい痛みを鍼灸・東洋医学、代替医療を使って克服を目指すあなたは、時には挫けそうになる時もあります。
当院では、心理的なメンタルケアにも力を入れています。
2つの心理カウンセラーの資格を持ち、また現在もアメリカなどの最新心理学を学んでいるので、今まで、頑張ってきたあなたを心理面からも、しっかりサポートします。
今の状態から東洋医学を使って、一緒によくしていきませんか?