鍼灸院経営のお話

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緊急事態宣言がいよいよ発動されるとのこと。
大阪も対象にあたる7都府県に入っています。今晩、安倍首相が会見するようです。

会見が終われば、「スーパーは閉まらない」「食料の供給はストップしない」と言っても多くの人が買い出しに押し寄せそうです。
「あるから安心して」といくらいってもトイレットペーパーを買い占める人たちがいるように不安になる人はいるものです。

この数日間は、スーパーに行かない方がいいと思います。海外がそうだったように多くの人が来た結果、感染してしまうということもありますから。

私の院に来られていた人たちには、3週間前から少しづつ食材を買っておいたほうがいいとアドバイスしていました。しかし、「食料品はなくならないといっていましたよ」という意見をいただくことが多かったのですが、そういうことではなく、感染リスクを減らす目的でお話したのですが上手く伝わっていなかったようです。

さて、今日、明日はどうなるやら。

●生き残れるのか?経営のお話

僕の鍼灸院も2月の半ばぐらいから、来院者は減り続け、3月に入り、大きくダウンです。緊急性がない方、つまり症状が落ち着いている方のキャンセルが続きました。

これは仕方がありませんが厳しい。
コロナがいつ収まるのか?そんなのは誰も分かりません。「5月も厳しいのとちゃうの!?」というのが僕の見解。

国は、援助するといっているが、こんな条件、誰が受けることできるのでしょうか?中小零細企業、個人経営者、飲食以外にもこれから厳しくなるところは多い。

鍼灸院、治療院業界も、この状態がGWがあけても続けば、資金がショートして閉院が増えていくことは確実。
経営者なら分かると思いますが、院を維持するには、家賃以外にも色々と運営資金がかかります。特にスタッフがいればなおさらです。

「アベが~!!」「国が~!!」「マスクが~!」といくら叫んでも、何も変わりません。特に経営者は誰も助けてくれません。自分でなんとかしなければ、どうしょうもない。

こうなった以上、今後の事態を想定して準備するのみ。公庫、社協、借りれるところを調べ、検討。色々調べてみると、けっこう国も頑張っているなーというのが感想です。

3年間、利子なし、利息が3年で数万円(借りる額にもよります)・・・
もちろん、借りたものは返さないといけないので、これは借金です。

これから淡々とやるべきことをするのみ。どうしても上手くいかないようだったら、その時は院を閉めて、1からまたやり直せばいい。
独立時のように往診をやり、また土日の休みなく働くだけ。

生きていればいくらでも復活はできます。

鍼灸は医療国家資格です。

開業時には保健所にも届けないといけません。よく、「整体やリフレ関係」と一緒にされる人もいますが、「整体・リフレ、クイック系」は医療類似行為であり、「鍼灸、柔整(整骨院)」は医療行為になります。

先ほど、緊急事態宣言が発令されましたが、国の発令では利用制限の対象外になります。(厚生労働省に確認済みです)
やってもいいし、やめてもいい。そういう解釈です。

今日も来院して頂いた方からは、「開けていてくれて助かりました」という声を何人からか頂きました。
新規も昨日は1人、今週の金曜日に1人来られます。

ありがたいですね。

「行きたいけど、コロナが怖い・・・」という方は、落ち着いたらまた連絡してください。
氣よし鍼灸院は通常どうり開けておりますので、ご用の方がどうぞおこしください。

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氣よし鍼灸院

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