逆子が治った!! 鍼灸治療は逆子に効果があります

4年前に鍼灸治療を受けていた方が、久しぶりに来院。
4年前はリウマチ治療で来られていたので、またリウマチが再発したのかと思いきや、

今回は逆子の鍼灸治療で来られました。

 

まだまだ鍼灸治療が逆子に効果があると知らない方も多いのですが、
実際、かなり効きます。 産婦人科でもやっているぐらいです。

 

 

元リウマチ患者さんだった方も何かで逆子に鍼灸が効くと知り、
やはり、「知っている先生にしてもらいたい」ということで、
少し遠方ですが、来院されました。

9月頃にも、逆子の治療をして欲しいという方から治療の問い合わせがあり、

鍼は嫌だけど、お灸ならして欲しいという方がおられました。

 

ご主人、ご主人と自分の両家が鍼はしないほうがいいと言うので、
お灸で何とかして欲しいと言う。

 

やはり、鍼は「あやしい」「痛い」「怖い」
というイメージがあるんだと思います。

 

DSCN2758

鍼をして流産になったら大変とも思ったようです。

 

引き受けるか迷いましたが、お断りしました。

 

なぜなら、鍼灸に疑問を感じている時点で治療効果は下がるからです。
これは、鍼灸治療に限らず薬でも同じことです。

 

薬が嫌いな人が飲んでも薬の効果は効果は下がります。

何でもそうですが、嫌いな人が作った料理は見た目美味しそうでも

不味く感じるものです。

 

または、どんだけ美味しい料理と説明しても
少しでも不信感があれば、不味くなるものです。

 

原理原則とは、そんなものです。

 

また、性格、心理状態というエッセンスが加わるとなおさらです。
疑い深い、他人のせいにする、依存心が強い、
イライラ、気分が落ち込む、マイナス思考・・・
(スミマセン、辛口で言っています)

 

こういう状態があれば、食事の味も変わるし、
どんなけ美味しいものでも不味くなります。

 

薬も同じです。

こういうエッセンスが加わると薬の効果は確実に下がります。
これは、鍼灸治療でも同じことです。

 

9月に来られた方は、断るべきでしたが、
どうしてもと、何回か電話があったので
お灸だけで逆子の治療を引き受けました。

 

この方自身も嫌々だし、この方の家族も嫌々だし・・・
当然ですが、このようなケースでは逆子は治りませんでした。

1回だけというも理由の1つではあると思いますが。

 

この件があってので、お灸だけでの逆子の治療は今後、お断りすることにしました。

 

また、ご家族が本人が嫌がっているのに、無理やり連れてくるケースもお断りします。

 

どんな病気や症状にも言えることですが、
自分の病に興味を持ち、理解しなければよくなりません。

 

嫌々来院されても長続きませんから。

 

話を戻します。

 

年末来院された、リウマチ完治の方。
リウマチが治った後、ご結婚をされて、お子さんを出産されました。
そして、2人目ができて、妊娠9カ月での逆子治療。

 

最初は、1回来られて、家でのお灸も教えましたが戻らず。

 

やはり、ギリギリなので週に2回鍼灸治療を行った結果、
次の週の頭の検診で無事、逆子が治ったと電話で報告をいただきました。

 

こういう報告は、すごくうれしいですね。
この方自身も、ご主人の協力し合って
毎日、お灸をしてくれたことが最大に効果があったかもしれません。

 

鍼灸治療は、肩こり、腰痛、膝痛しか効かないと思っている人が多い。

 
実は、鍼灸は自律神経にアプローチできるので、
内分泌系疾患にもかなり効きます。

 

最近では、不妊治療に鍼灸治療を取り入れているところも増えています。
当院でも、不妊鍼灸治療は行っています。

 

痛そう、怖そう、怪しいそう

 
こういう鍼灸のイメージを変えていかないといけませんね。
今年の私のミッションです。

 

SONY DSC

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人