不妊鍼灸治療を行っている院のホームページを見ていると、
気になる記事を見つけました。
「卵子の質を上げる」という内容で、
ブログには、施術の鍼治療を行っている写真が貼られ、
卵巣動脈の血流を上げる鍼治療を行っていると、書かれていました。
「これは、イカンでしょ!?」
この貼られた写真を見て驚きました。
下腹に鍼を刺して、
鍼には、低周波パルスという電気を流しているのですが、
使用している鍼が1番鍼です。
1番鍼というのは、下の写真の赤い鍼です。
この赤色の鍼に低周波パルスの電気を流してはいけません。
理由は、鍼が腐食するからです。
電気を通電していいのが、
黄色か青色の鍼の2番以上です。
鍼が腐食すれば、体内に腐食した物質が残ります。
「子宝鍼灸」ということで、宣伝されていますが、
これは、危険なことです。
他の記事も見てみると、美容鍼として顔面に鍼をして、
1番よりも、もっと細い鍼に電気を流していました。
鍼が腐食するので、美容どころか、逆効果です。
顔に腐食した鍼が残りますよ。
ちょうど、この方が使用している鍼の会社の方と話しをする機会があったので、
問題のブログを見てもらうと、
「これは、ダメです!! 危険です!」
と、驚いていました。
治療費も高額に取っているし、
この先生、まだ鍼灸免許を取得して5年経っていないようだし・・・
大丈夫なのでしょうか?
私が学生の頃は、1年生の時にパルス通電について、
使用してもよい鍼の太さは学びましたが、
今では、どうなんでしょうか?
======================
氣よし鍼灸院
『一般社団法人 日本生殖鍼灸標準化機関』正会員
御堂筋線江坂駅徒歩2分
大阪府吹田市豊津町1-14サンマンション江坂407
お問い合わせ 電話 06-6170-9671
当院では、不妊鍼灸治療は、
レーザー治療と併用して行っております。
*レーザー治療だけの治療は行っておりません