院長ブログ

精神科、心療内科となっているのに、心で治さず、薬で治るのか?

心の話 投稿日:2014年03月08日

 

「 精神科や心療内科の医者は人生の生き方を教えてくれる心の専門家なのだ 」

こういう考え持っている人はいませんか?

 

悩んだ時にの心の対処法を教えてくれると思う人も多いはずですが、

そんなアドバイスはしてくれません。

 

医者の仕事は、薬物を出して何とかするのが仕事です。

気のきいたアドバイスをすることはありません。

 

以前、知り合った精神科の医者がいました。

彼は医学部時代に心理カウンセリングなど学んだことはないと話していました。

 

これは当然な話、なぜなら医学部の6年間は、内科科、整形、循環器、婦人科、皮膚科、眼科になる人みんな同じ内容のことを学ぶわけです。

 

精神科、心療内科を目指す者だけが特別に心理カウンセリングを教える授業などないのです。

 

「うつ状態」はセロトニンの低下で起こるので、減ったセロトニンを増やせばいいと考えるのです。

別に仕事のストレスでうつ状態だとか、大切な家族が亡くなったうつ状態だとか関係はありません。

 

セロトニンの低下なだけなのです。

 

???

 

おかしいと思いませんか?

 

そもそも、精神科、心療内科とか、

「 心 」や「 精神 」と 書いてあるのに、薬物を使って治すのはどうなんでしょうか?

そんなもので心のバランスの崩れが治るのでしょか?

 

重度のうつ病の方には少しの薬は必要かもしれませんが、

やはり、心は心を変化させなければ治すことはできません。

 

そのためには、最低限の心理学やカウンセリングを持った人の力が必要です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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