思いが病気を治す
「 体と心はつながっています 」
よく聞く言葉です。
どんな病気にも言えることですが、「思い」「思考」は、
病気を治すにはとても重要なことです。
西洋医学で、体と心を切り離して治療をしていきます。
「病気を治すには治るイメージが大切ですよ」
など言う医師はほとんどいません。
西洋医学は「二元論」的な考えを中心に
体と心は切りはなして治療をしていきます。
では、体と心を切り離して病気は治るのでしょうか?
本当に体と心は関係していないのでしょうか?
体と心は関係していないのであれば、
なぜ、悲しい時に目から涙が出るのでしょうか?
なぜ、驚いた時に心臓がバクバク鳴るのでしょうか?
体と心が関係していなければ、
悲しい時に目という肉体の一部から涙なんか出ません。
当たり前のような話なのですが、病気を治す時に「思考」「心理状態」
を考えて治療をするのが自然な考えと思うのですが、
多くの人は、体と心を切り離して薬という物理的なものだけで治そうとします。
■ 治るイメージがない 0 × 治療 (薬) = 0 ゼロ
どんな病気を治すには、
治るイメージを持つことは大切なことです。
治るイメージがないということは、ゼロ0 なわけです。
ゼロにいくら治療をかけてもゼロになります。
しかし、イメージだけではリウマチや病気を治すことはできません。
イメージ、治るという思いを持つことは、
リウマチを治すことに必要な1つのエッセンス、要素です。
時々、薬を否定してイメージで治そうとする人がいるのですが、
そういう方にはいつも話すことがあります。
まずは、イメージだけで風邪を治してください。
イメージだけで痩せてください。
イメージだけで胃の消化を高めてください。
イメージ、思いだけというのは止めてください。
偏ってはいけません。
■ 薬は効くと思って飲んだ方が効果がある
薬は効くと思いながら飲んだ方が効果があります。
これは医師も言う話です。
医師で鍼灸や代替医療、漢方などを信じない方がいました。
その医師は薬を嫌がる患者には、
「薬を飲むなら効くと思い飲んで欲しい」
「いやいや飲むと薬の効果が落ちる」
と話していました。
生理学的にも、いやいや飲むと、
交感神経が亢進して全身の血液の流れ、代謝は落ちます。
この状態では薬を飲んでも全身に薬品がめぐることはありません。
薬の効果がなくなります。
結局、医師も「二元論」ではなく、
「一元論」の体と心はつながっていることを認めていることになります。
薬を飲んでいる方は必ず、
「効果がある」「効く」と思いながら飲んでください。
そのためには、信頼できる医者に診てもらったほうがいいですよ。
もちろん、鍼灸師、治療家も信頼できる方に。
私の鍼灸治療が合わない方は、遠慮なく変更してください。(笑)